市販の薬で頭皮の赤みは治療できる?




薬を選ぶ女性

頭皮の赤みは治療できる場合とできない場合があります。
その赤みの原因によって治療や対策が自分でできるものと医師の手に委ねないと難しい場合があるので、まず自分の頭皮が赤くなった理由を知ることも大切です。

病気の場合

脂漏性皮膚炎の場合は、マラセチアという真菌(カビの一種)が原因しています。
放っておくと悪化するばかりで、慢性化したり重症化してしまうと再発を繰り返すようになるため早期治療が必要となります。
もちろんこの場合は医師の治療を受けることが大切です。
痒みがあればステロイド軟膏などを使い、抗真菌藥を内服すると改善されていきます。
あとは常に清潔を心掛けるなど自分でできる予防をしていくことも大切です。

また乾癬の場合なども自己治療は絶対にできないので、早めの治療でひどくならないようにしていくようにしなければなりません。
自己治療をして重症化してしまうと、結局薬をたくさん使うことになってしまうこともあります。

紫外線の影響

日傘をさす女性紫外線によって頭皮が赤くなることもあります。
この場合は頭皮に活性酸素が溜まってしまっていると考えられます。活性酸素を除去するために、抗酸化物質をしっかり摂るようにしましょう。
例えばアサイーベリーなどはスーパーフルーツと言われ高い抗酸化物質を含んでいます。
また緑黄野菜をしっかりと食べたり、フルーツにもたくさん含まれているものもあるので、特に意識的に食べるようにしましょう。

あとは頭皮に直接紫外線が当たらないような工夫をすることも大切です。
特に塗り薬は必要ありませんが、もし付けるなら冷やした化粧水を付けるといいでしょう。
また市販のアロエクリームなどもおすすめです。

GEN

さて、紫外線を浴びることにより頭皮に発生してしまった活性酸素。
これをそのまま放っておくわけにはいかないからこそ抗酸化物質を食事から摂取することが大切なんだけど、上記では簡単にしか触れていないから、さらにちょっとだけ踏み込んでどんな食品が抗酸化物質を多く含むのか教えてあげるよ!

リリコ

ぜひ教えてください!だって、活性酸素って頭皮を含めたお肌をサビさせてしまうんですよね?
私、サビたお肌や頭皮になんてなりたくないですっ!!

GEN

女性なら特にそう思ってしまうよね。
抗酸化作用の高い物質は、ビタミン・カロテノイド・ポリフェノールが含まれている食品がおすすめ。
ビタミンだったらビタミンACE(エース)が含まれる食材。ちなみにビタミンACE(エース)とは、ビタミンA・ビタミンC・ビタミンEの略語だよ。
てっとり早くビタミンA・C・Eが揃った食材を選びたいなら、ピーマン・ブロッコリー・カボチャの緑黄色野菜がいいよ。

リリコ

ビタミンACEでエースって言うんですね。初めて聞きました。
ピーマンは季節問わず年間通して手軽に購入できるし、ピーマンを使ったメニューも結構豊富にあるからおいしく摂取できそうです!

GEN

そして聞きなれないカロテノイドとは、要はリコピンやβカロテンのこと。
リコピンと言ったらやっぱり王道のトマト!トマトと言っても普通のトマトよりプチトマトの方がリコピン量が約2倍も多いってことも頭に入れておくといいね!
スイカやグレープフルーツもリコピンが豊富に含まれているフルーツだよ。

リリコ

βカロテンと言えば、やっぱり緑黄色野菜ですか?

GEN

その通りだよ!ほうれん草、にんじん、ピーマン、カボチャ。こうやって見るとビタミンACEを含む食品と同じだったりするから、一石二鳥で摂取できるね!
最後はポリフェノールだけど、飲み物だったら赤ワイン・コーヒー・緑茶、フルーツだったらブルーベリー、ラズベリー、いちごが豊富だね!

リリコ

これらの食材を取り過ぎないようにバランス良く摂取することが、発生した活性酸素を除去してサビないお肌や頭皮を維持するには必要ってことですね!

GEN

なんだってたくさん取ればいいってもんじゃないからね。何事も「バランス」が大切だよ。
頭皮の活性酸素を除去するだけじゃなく、体のアンチエイジングにもつながるから是非参考にしてみてね!

ニキビの場合

頭皮ニキビも赤く炎症が起こります。最後には膿みが出て終りますが、細胞が壊れることから抜け毛につながってしまいます。
そのため、頭皮にニキビができたら市販のステイロイド剤の入った塗り薬を付けておきましょう。
クリーム状のものはベタつくのでジェルタイプなどを使用した方がいいようです。

炎症の対処法

頭皮に何かの傷があった場合、そこから炎症を起こしてしまいます。
炎症は抜け毛の原因にもなるので、早めに薬を塗っておきましょう。
市販なら抗生物質の入った軟膏などを薄く付けておくようにすると炎症はすぐに治ります。
1日付けてまったく効果がない場合は皮膚科に行った方がいいようです。

アトピーの場合はステロイド軟膏

軟膏を塗るアトピーの場合、頭皮が赤くなり痒みがあるときにはとりあえずステロイド軟膏を使うと効果があります。
ただし、長期間使う場合は皮膚科で処方されたものを使うことをおすすめします。

あせもは抜け毛の原因にも…

頭皮のあせもがひどくなると痒みなどで抜け毛の原因にもなります。
痒みがあれば塩酸ジフェンヒドラミンやテシットデシチン配合、炎症があればグリチルリチン酸ニカリウムなどが配合された市販軟膏などを付けるといいでしょう。

このように、いろいろな原因でも頭皮の赤みは市販薬で治まります。
ただし原因によっては市販薬では改善が難しい場合もあるので注意しましょう。

頭皮の赤みは比較的すぐに治ることが多いので、すぐに薬を付けるのではなく、様子を見てみることも時には大切ではないでしょうか。
その上で原因に合った薬の選択をしていきましょう!