パーマ・カラーリングも頭皮の乾燥の原因に




カラーリングする女性

パーマやカラーリングも、もちろん頭皮の乾燥には影響があると言われています。どのようなメカニズムで影響を与えるのでしょう。
それが分かると予防することもできるはず。その辺をもう少し深めてみましょう。

パーマと頭皮乾燥の関係

パーマ液は強烈なアルカリ性液を使います。
頭皮はph5の弱酸性なので、パーマ液が頭皮につくとトラブルが起こるのは当然とも言えます。
特にパーマ液は1液、2液がありますが、1つはph9以上になります。
そのため頭皮では化学反応が起こってしまい、乾燥だけでなくただれる、かぶれる、痒くなるなどの症状も発生してしまうのです。

パーマ1液はチオグリコール酸アンモニウム塩などのアルカリ性成分。
2液は臭素産ナトリウムや臭素産カリウムの酸性成分が使われます。
この1液のアルカリ性成分が特に頭皮の乾燥に影響を与えてしまうようです。

カラーリングと頭皮乾燥の関係

カラーリングカラーリングにより頭皮や髪の毛にトラブルが発生してしまう場合があるということは、多くの人が知っていることだと思います。
そのため少しでも質の良いカラーリングを希望する人も多いのではないでしょうか。
カラーリングは1度キューティクルを強制的に開き、酸性染料と過酸化水素を浸透させていきます。

過酸化水素はメラニン色素を脱色して、酸性染料の色を抜いたり変化させたりしていきます。それによって好きな色合いになるのです。
ここで活躍する酸性染料に頭皮が刺激され乾燥頭皮になることも多いというのが現実。

また頭皮は腕の内側の薄い皮膚と比べると、皮膚内部への浸透率は3.5倍にもなるとのこと。
つまり頭皮に付いた薬物は、すぐに頭皮細胞に浸透してしまうということになります。

そこで毒性があるものはもちろん、毒性がないものでもアレルギー性皮膚炎になることもあります。つまり頭皮のアトピーのようなものです。
そうなってしまうと乾燥はいつまでも続き、薄毛や抜け毛の原因にもなるでしょう。

その上悪化を強めているシャンプー

このようにパーマ剤やカラーリング剤が頭皮を傷め、結果的に乾燥頭皮になってしまうわけですが、それだけでなく追い打ちを掛けているのが日々使用するシャンプー剤です。
一般的なアルコール系のシャンプー剤を使っていると、洗浄力がとても強く必要な皮脂も根こそぎ取ってしまいます。それによって頭皮を守る表皮がボロボロになってしまうのです。
特に汗が少ないタイプの人や、もともと乾燥頭皮であったり、紫外線を多く浴びたり浴びる環境にある人などは、シャンプー剤も考えるべきではないでしょうか。

パーマ、カラーリングでの被害を少なくするには

パーマ液も頭皮に優しいものがあるので、そのようなものを使ってもらうようにしましょう。
またカラーリングも色や脱色の量などによって頭皮や髪に優しいものもあるので、使う物を選ぶことも大切です。
さらに毎日のシャンプー剤を頭皮に優しいアミノ酸系の質の良いものにすることで、頭皮を守る強い表皮を育てることも大切になります。

GEN

元々肌が弱い人や、パーマ・カラーリング剤の肌への影響が気になる人は、美容院で施術してもらう前にパッチテストを希望してから施術してもらうという方法もひとつだよ。
強い薬品によってパーマやカラーリングをした後に肌トラブルが発生してしまったら大変だからね!
心配なことは、施術前になんでも気軽に美容師に相談してから安心して施術を受けてほしいな。

リリコ

GENさんが美容室で現役だった時、実際にそういうお客さんっていました?

GEN

多くはないけどいたよ!「肌が弱いのでカラーリングに使用する薬で頭皮にトラブルが出ないか心配なんです」って言ってくれたお客様とか。
そういう場合は施術前にきちんとお客様と話し合って使用するカラーリング剤が合うか合わないか確かめてから施術したりね!
キレイになってもらうために美容院に来ているのにトラブル発生させてしまったら僕たちだって申し訳なく思ってしまうから…。

リリコ

そういえば、初めて行く美容院なんかでカラーリングする際は、頭皮に傷がないかとか、今までカラーリング剤でトラブルになったことはないかとか聞かれたりしますもんね!

GEN

肌が弱かったりトラブルが心配なときには、気軽に美容師にその旨伝えてね!
場合によってはかえってからの普段の髪や頭皮のケア方法とかアドバイスできることもあるから。
美容師は髪や頭皮に関してはプロだから、是非参考にしてほしいな!