子ども・乳児のフケの原因と対策方法!




子ども

フケというと成人の頭皮だけと思われがちですが、子どもや乳児にもフケが出ることがあります。

子どものフケというと、考えられる原因は乾燥の他に脂漏性皮膚炎の場合が多いようです。
特に頭皮だけでなく耳の後ろ、ワキの下、股関節のところなど汗が溜まりやすく擦れやすいところに多く出ます。

今回は赤ちゃんや子供のフケの原因や、脂漏性皮膚炎などの対策について考えていきましょう!

フケは頭皮に異常が起こっていること

子どもや乳児のフケは何かの要因によって、頭皮に異常が起こっていると考えられます。
特に乾燥頭皮もベタベタ頭皮も、皮脂分泌異常が起こっているのです。

それによって皮脂量を良い状態に保つことができずに、皮脂分泌過剰や皮脂分泌不足になることでフケが発生すると考えましょう。

もちろん、ちょっとした頭皮の環境の変化などでもフケが出ることもあるので、1回出たからと言って神経質になることはありませんが、それが続くようなら頭皮からのSOSと考えるべきです。

また、フケの種類は乾燥フケと脂性フケの2種類があると言われています。

乾燥が原因による乾燥フケ

頭皮の乾燥によるフケを乾燥フケと言いますが、特に季節や環境的に乾燥している場合に起こりやすいと言われています。

しかし汗をかくなど頭皮が湿り気の多い状態になっても、開いた毛穴から水分が蒸発することで、より乾燥してしまうことも。
乾燥によるフケは、どうしても頭皮がカサカサになるため、細かい小さなフケが出やすくなりますが、たまに皮膚が剥けたような大きく透明フケが出る場合もあります。

皮脂量が多いことによって出る脂性フケ

逆に皮脂量が多いことによって出る脂性フケの場合は、乾燥フケより痒みが強いとも言われており、べたついたフケや、髪に絡まった黄色っぽいフケなどが出る場合もあります。

乾燥フケと脂性フケの見分け方

フケの種類 乾燥フケ 脂性フケ
フケの特徴 頭をかくことで余計パラパラと落ちることが多い 大きなフケが多く、髪の毛にもくっつきやすく湿り気がありベタついている
頭皮の状態 カサカサしている。ウロコ状の湿疹が見られる時もある。 頭皮に黄色っぽい固まりがある。頭皮に赤みが見られるケースも多い。
痒み 稀に痒みが強い時もある 乾燥フケに比べると脂性フケの方が強い

赤ちゃんの頭皮が乾燥してしまった場合の対処法

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脂漏性皮膚炎について

特に生後3カ月ぐらいまでの赤ちゃんに多い皮膚疾患ですが、赤ちゃんの場合は自然治癒することがほとんどと言われています。
しかしかゆみを伴い赤くなるので、赤ちゃんの爪が伸びていると寝ている間に引っかいてしまうため、症状悪化を防ぐためにも爪は短くしてあげることが大切です。

頭皮やワキの下、耳の後ろなどの他に、額に黄色いぶつぶつができることや眉毛に出ることもあります。
赤ちゃんはちょっとしたかゆみも不快の原因になるので、それが夜泣きなどの原因にもなってしまうことも…。それによって汗をかき、また皮脂が出て状態が悪くなることもあります。

子どもや赤ちゃんが頭皮を痒がっている時の原因と対策

2017.12.11

脂漏性皮膚炎になってしまう原因

乳児赤ちゃんの場合生後4カ月までに発症することが多いようですが、これは皮脂の分泌が盛んな時期だからなのです。
もちろん毎日お風呂に入れていても、分泌された皮脂が未発達の毛穴に詰まってしまうことで痒みや赤い発疹が出ます。
しかし生後4~6カ月ぐらいにはほとんどなくなると言われているので、あまり心配しなくても大丈夫です。

大人の脂漏性皮膚炎はマラセチアという真菌が影響し、ビタミンB2、B6の不足などが関係してきますが、子どもの場合はこれらの原因とはほとんど関係がなく、自然治癒するものなので成長の一環として考えましょう。

アトピー性皮膚炎への移行する可能性は低い

アトピー性皮膚炎への移行がある場合も考えられますが、それは脂漏性皮膚炎がアトピーを引き起こすということではないようです。
アトピー性皮膚炎の原因でもあるアレルゲンを持っている赤ちゃんは、生後間近なときには脂漏性皮膚炎を起こしやすいと考えられます。

しかし半年過ぎる頃までなかなか、アトピーなどのアレルギーがあるか判断しにくいようです。そのため異常があるか様子を見ていき、異常があるようなら医師に相談をすると良いでしょう。
とにかく4~5カ月まで様子を見てみましょう。ほとんどの場合はその頃には治まってくるはずです。

リリコ

脂漏性皮膚炎の症状がある赤ちゃんのケア方法ってどんなものがあるのでしょう?

GEN

何度も説明で出ている通り、赤ちゃんの脂漏性皮膚炎は皮脂の過剰分泌により、未発達の毛穴に詰まることが原因だから、赤ちゃんの素肌を毎日清潔に保ってあげることが重要だね!

リリコ

それに、赤ちゃんってよく汗をかくとも言いますもんね!

GEN

うん!夏場の赤ちゃんは特に、何度も着替えさせなきゃいけない程汗をかくから、入浴でしっかり汗や皮脂を洗い流してあげなければいけない。

リリコ

赤ちゃんを入浴させる時のコツも知りたいです!

GEN

脂漏性皮膚炎を発症している赤ちゃんの場合、お湯の熱さによっては余計痒みを感じさせてしまうから、ぬるま湯(風邪を引かない程度の38℃~39℃が理想)で入れてあげるようにしましょう。
体を洗ってあげる時には低刺激の石鹸で優しく撫で洗いし、泡が残ってしまわないようにしっかりと洗い流してあげること。
この時、気になるかさぶた等は無理に剥がさないように気を付けて!かさぶたを無理に剥がしてしまうと、そこから雑菌が入ったり皮膚を傷つけてしまう原因になってしまうからね。

リリコ

脂漏性皮膚炎の赤ちゃんのお風呂は優しく丁寧に、すみずみまでしっかり洗って清潔にしてあげることが大切なんですね!
そもそも、脂漏性皮膚炎のない赤ちゃんも優しく丁寧には基本中の基本ですね。

大人との治療方法の違い

子ども赤ちゃんと大人の脂漏性皮膚炎の治療はまったく違います。
大人の場合は抗菌剤とステロイドの併用となりますが、赤ちゃんの場合はどちらも絶対に使わないようにしましょう

もし医師にも脂漏性皮膚炎と言われたら、ベビー用石鹸を泡立てて優しく円を描くように洗います。
眉毛にもできますが、その場合はガーゼに石鹸の泡を付けてやさしく擦らないように取ってあげしょう。

そしてそのままにしないで、濡らしたガーゼで石鹸分を流すようにします。かさぶたになったところはワセリンなどをちょっと厚めに塗ります。すぐに軟らかくなるので、ベビーオイルやオリーブオイルで湿らせ、入浴のときに洗うといいでしょう。

子どもや乳児のフケ対策

刺激の少ないシャンプーに変える

乳児フケの原因は幾つか重なっている場合もありますが、その中でも多くの場合一番影響が多いのがシャンプーのトラブルです。

頭皮が良い状態に保たれていれば、少しぐらい乾燥した環境であっても、汗をかきすぎたとしても、そんなにフケや痒みが発生することはありません。

逆に刺激の強いシャンプーを使っていると、デリケートな頭皮になっているため、ちょっとしたことでもフケや痒みなどの原因となってしまいます。

このように基本となるのは、健全な頭皮を作ることであり、そのためにはシャンプーがとても重要です。
今使用しているシャンプーを見直すことも必要となります。

添加物満載の一般のアルコール系シャンプーは刺激が強く、放っておけばアレルギーの引き金にもなってしまいます。
そのため無添加の刺激の少ない、良質なシャンプーに変更することから改善してみましょう。

ドライヤーを使用してしっかり乾かす

フケが出ている頭皮にドライヤーを当てるとますます乾燥してしまいそうで、どうしてもドライヤーを使用しない方がいいように感じてしまいます。
しかし、シャンプー後は毛穴が広がっている状態なので、自然乾燥すると毛穴の中の皮膚細胞内の水分も蒸発します

また、シャンプー後は髪の毛のキューティクルも開いてしまうので、濡れているとそこからも蒸発して髪の中の水分量も低下してしまうのです。
そのためシャンプー後は、すぐに水分を乾燥させることが大切であり、ドライヤーの使用法としては、頭皮から20㎝程度離して使用しましょう。

紫外線を避ける

ベビー帽を被った赤ちゃん赤ちゃんの場合は、皮脂が増えるのも成長期だということでもあるので、あまり何かを避けるというイメージを持つこともありません。
ただし、紫外線を避けることは大切です。そのため外出させるときにはベビー帽を被らせるようにしましょう。また窓越しに寝かせる場合も、あまり強い日が当たらないように注意が必要です。

ビタミンの多い食事を心掛ける

しっかりと栄養のある食事をして、体の内側からもケアすることも大切です。
特にビタミンB2、ビタミンB6、葉酸、ビオチンなどビタミンB群は肌の修復をサポートする働きが期待できるため、積極的に食べさせてあげましょう。

ビタミンB群はホウレンソウやブロッコリーなどの緑黄色野菜に多く含まれています。

しっかり睡眠をさせる

子どもの場合、ちょっとしたストレスや睡眠不足などからも、頭皮に異常が現れることがありますが、睡眠することでさまざまな細胞の再生や修復が行われます。

睡眠不足になってしまうと、これらの働きも低下し頭皮の異常の改善にも影響を与えてしまいます。
子どもの成長は激しく、しっかり睡眠をとって十分な成長ホルモンを分泌する必要があるのです。
そのため、大人と違い子どもは睡眠不足によって思わぬところにまで影響があるのです。

シャンプーは優しく洗ってしっかりすすぐ

シャンプーの洗い方にも注意しなければなりません。
特に頭皮のためにも毛髪のためにも、傷つけないように優しく洗うことが大切です。

そして、すすぎもしっかり行いましょう。
シャンプーの洗剤が頭皮に残っていると頭皮トラブルの原因にもつながるため、すすぎも十分に行うことが大切です。

洗浄力が強すぎないアミノ酸シャンプーを選ぼう

子どもや赤ちゃんも大人と同じように、シャンプーにはこだわってあげることが大切です。
子ども用のシャンプーなら何でもOKというものではありません。
アルコール系のシャンプーは合成界面活性剤が使用されているため、必要以上に皮脂を取ってしまい皮脂分泌異常を起こす原因にもなります。

また、さまざまな添加物を使用しているため、敏感頭皮になってしまったり、アレルギーを起こすようになることも。
このようなことから、頭皮の状態が不安定になり、ちょっとした刺激でも痒みやフケなどのトラブルにつながってしまうのです。
そのため洗浄力の強すぎるシャンプーは避け、穏やかな洗浄力のアミノ酸シャンプーを選ぶようにしましょう。