「ニキビ」を自分で治すにはやはりニキビに効果のある薬を使用することも大切です。
そこでどのような薬があるのか調べてみましょう。
そして薬だけでなく、他にもどのようなことが必要なのかなども考えてみましょう。
ニキビ効果のある成分
ニキビ効果のある成分を知っておくと、市販されている薬を購入するときに参考になります。まずいくつか効果のある成分をご紹介しましょう。
イオウ
ニキビ用の医薬部外品によく使われる成分です。ピーリング効果が高く、皮脂の多いタイプに向いています。
ベンジルパーオキシド
米国製のニキビ向けスキンケアに多く含まれている成分で、日本では認められていない。
効果は高く、日本製のニキビ薬でも米国向けには入っているので、米国で購入することができる。
フラーレン
宇宙空間に存在する成分から偶然の発見によって今注目されています。
抗酸化作用はビタミンCの数百倍。アクネ菌が分泌するコプロポルフィリンは、活性酸素を発生するため炎症を長引かせるが、フラーレンによって炎症が軽くなるとのこと。
レチノイン酸
肌のターンオーバーを改善させる効果が高く、今は美肌治療にも使われますがもともとはニキビ治療薬でした。
サルチル酸
ニキビ向け医藥部外品の成分で、米国のニキビ用スキンケアにも使われています。
ピーリング効果が高く、毛穴の近くの角質を溶かすのに有効です。
グルコール酸
角質の細胞の接着を溶かす成分でピーリング効果があり、ニキビ薬にもよく使われます。
ナイアシンアミド
角質のバリア機能を高める効果があり、ニキビの予防に効果があります。

ニキビに効果のある成分っていろいろあるんですね!

上記に記載の成分は一部だから、実際にはニキビに効果のある成分はまだあるんだよ。
ニキビに悩む時はニキビ効果のある成分が配合されているかどうか見極めて選ぶといいよね!

そうですね。
顔と頭皮の皮膚は1枚でつながっているから、基礎化粧品にしてもシャンプーにしても、ニキビに効果のある成分さえを覚えておけば、配合成分にも注目して選ぶことができます。

あとは「ノンコメドジェニック」の化粧品やヘアケア用品を使うのもオススメだよ。

ノンコメドジェニック?

そう!ノンコメドジェニックと表示されている化粧品やヘアケア用品はニキビ予防にピッタリなんだ!
アクネ菌のエサになりにくい油性成分のみで作られている商品にノンコメドジェニックって表記がされているから、これもニキビ予防策のひとつとして覚えておくといいよ。
薬だけでなく総合的に考える
頭皮ニキビの改善には薬だけでなく総合的に考える必要があります。
どんなに良い薬を塗布しても、生活リズムや睡眠がめちゃくちゃの状態ならニキビ改善は難しくなるでしょう。
特に睡眠は代謝を高め、ホルモンも正常な状態に改善する大切な時間です。
皮膚代謝が悪くなればニキビになるのも当然と言えます。
また食事も脂っこいものや、甘いものの摂取の多い人はどうしてもニキビが出来やすいと言われています。
ジャンクフードなどが好きな人は改善するようにし、野菜を多く摂るようにしましょう。
他にも枕や寝具をいつまでも洗わず不衛生な状態であったり、頭皮が不潔な場合もニキビの予防はなかなかできません。
シャンプーの方法、回数、シャンプー剤なども見直す必要があるのではないでしょうか。
シャンプー剤は化学薬品で出来ている一般のアルコール系シャンプーをやめ、天然成分のアミノ酸系シャンプーに替えることをおすすめします。
シャンプーを変えただけでも、ニキビが減ったという人がとても多いのも事実です。
また洗髪が終ったら、早めにきちんとドライヤーを使って乾かすことも忘れないようにしましょう。
さらに、適度な運動も大切になります。
もちろん無理な運動でなく、適度な運動をなるべく毎日続けるようにしましょう。
汗もデトックス効果があり、便秘も改善するようにすることも大切です。
このように市販の薬でニキビを克服したいと思っている人は、総合的にニキビ予防を考えていくようにしましょう。